
げ、こんなところに氷柱が伸びるのか...の図
さてさて前回話が終わらず伸びてしまった「3日目」
(前の記事はこちらです<雪原を目指して#11 今回一番凹んだ時>)
もう帰ろうとしていたオレ
珍しく超弱気
というかすっかり意気消沈↓
カメラマンと相談し
とりあえず旭川までは行くことに。
説得されたわけじゃないが
でも少し流されて感は否めない。
だって本当に落ち込んでたんだもん。
それにしてもなんか慣れた感じの人だなぁと思っていた。
今考えるとあれだけどっしり構えてるんだから
普通の人じゃないんだ
聞くと
なんとこの人も
雪をバイクで走る
変態(褒め言葉)
のエンデューロライダーな人だった(笑
北海道にも雪走る人いるんだ〜

無事旭川のバイク屋さんに到着
「S&F Motorcycle X Automobile」さん
カメラマンさんが調べて連絡してくれていた
ありがとうございます。・゜・(ノД`)・゜・。
というか情けないよね(笑
なに早々に諦めてんだ
と内心思っていたのは内緒♪
ちなみにこちら新し目のHDが得意なカスタムショップとのこと
お金ないので一番安いのを出してもらった(笑

ペグが外れず割って外すことに
あぁごめんよ
だがこれで4速でも5速でも走れるように!
あぁ復活!ありがとう、感謝せずにはいられない
天気は持ちそう
12号、40号に入ってから路面に雪がない...
この好天は活かすしかない。
怖いけど、正直怖いけど
行ってみるか。
あんま乗り気じゃないけどね(笑
ということで北上開始
途中ほぼ乾燥路面でたいした写真はないので一気に進む。
道の駅「絵本の里けんぶち」
絵本の里に来てしまった(笑
往路で寄った道の駅、ひたすらに似合わないところばかりだw
子供用の小さな椅子で作戦会議し
日没ギリギリで到着できるのは名寄付近と狙いを定めた。
そして周辺の宿を検索。
体良くユースホステルを発見し連絡すると空きありとのこと。
当日直前予約で対応していただきありがたい限り^ ^
夕食は間に合わないので近くのセイコマで手作り弁当ゲット。
出るとすでに-7度。
日没とともに一瞬で気温が下がり、全てが凍結する。
屋根から下がる氷柱の量が違う。
日本じゃないみたいだった。
それに国道をそれると一気に白銀の世界
圧雪走行に変わると恐怖心が拭えない。
また街中はなぜか雪溜まりがたくさんある。
日陰で解けないのだろうか。
お日様の力は偉大だ。
「なよろサンピラーユースホステル」到着
外で写真撮影

なんだかすごく綺麗なYHでホッとした。
ようやくの笑顔^ ^
オーナーの方が出て来た
「え、バイク?」
「え、Vツイン?」
「え、ハーレー?」
そのリアクション、ありがとうございます(笑
お手本通りの反応をしていただいた
外の車庫にとめていいということなので甘える。
納屋に汚れた荷物や大きいものも入れてとのことで
すごく便利だった。テントや寝袋、そのほか緊急用装備で荷物満載だったから。
とても設備がきれい。近くのスキー場に来る人も多いのだろうか。
んでリジスポちゃんを
車庫で見るといつものべっこう飴モードになっていた。
というかいつもよりバリバリに凍りついてないか?


こんな感じ
融雪剤や道路の埃が混ざり
どす黒いべっこう飴がぶら下がる。
帰ったら5回くらい洗車しよう。それでも取れないんだよなぁ。
ごめんな。
この時すでに-10度。
これが中道と呼ばれる山岳地帯を抜ける道の底力だ。
まだ18時なのに...

部屋に上がると
めちゃくちゃ綺麗で上質な感じでびっくりした!
オーナー家族が食事をしているところで
子供達が挨拶してくれとても和んだ^ ^
とにかくここに泊まったのは良かった。
朝からどんよりしていた心をゆっくりとかしてくれるようだった。
他に泊まっていたのは5人くらい。
お互い挨拶をしたが、疲れ果てて
それ以上のコミュニケーションは取らなかった。
YHといえば定番は「夕べの集い」みたいなやつだし
旅人同士苦労話や、感動体験を共有するわけだが
どうにも乗り気になれなかった。
「ハーレーで来たの!?」
そのリアクションの前ではどうしても自慢じみた話になる。
早々に諦めかけてたくせにそういう話をしたくなかったんだ。
ほんとならこういう出会い大好きですよ^ ^
今回も来ていた方もとても気持ちいい方ばかりで
楽しい旅行の時にはYHはやっぱりいいところだと思う♪
みなラッセル車の写真を撮りに来ているようだった。
俺も見たかったな〜できれば一緒に走りたかった。
ラッセルが雪跳ねてる横を爆走。そんな絵見られないぞ♪
星空を少し見に出たがあいにく何も見えないばかりかコケそうになった。
大部屋に行くと温泉まで送迎してくれるという耳寄りな情報をゲット
しかし疲れもあって共同のお風呂(家庭用風呂)で済ませた。
明日も長い。コケたことによる警戒心はまだ解けていなかった。
あっさりコケたことによる警戒心。
それですぐ諦めかけたことが情けなくて。
準備不足もすげーたくさんあって
結局地元の人におんぶに抱っこになってて
何が冒険だ
チャレンジだ
挑戦だ
って怒りとか焦りとか後悔とか
色々ないまぜになりながらも
もう一度ルートを確認。
方々に報告。
早めに就寝した。
冒険家の風間さんが冒険に出て毎回思うんですって言ってた言葉が
頭にループしていた
「なんでこんなことやってるんだろう」
そうだよね
でも最北端に立つ姿を想像すればさ
泣くほど嬉しいだろうなと思う。
おわり
最後に宿の紹介♪
<なよろサンピラーユースホステル>
ちなみに〜
facebookページにてご紹介いただきました♪
ありがとうございます!
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