雪山準備のため用意したスポークホイールに
ノビータイヤ、つまりオフロードのゴツゴツタイヤをはめる。
HD乗りの皆さんにはあんまり経験ないと思うが
ハーレーというよりオフロードバイクのタイヤ交換の参考にでもされたし。
いや、スポーツスターの話もするので参考に。
タイヤはスピードスターさんで用意した
IRC VE33 100/90-19 57Mでバリバリのモトクロスタイヤだ!
ちなみにチューブはそのまま流用することにした。
今日はタイヤ交換だけなので庭先で。コンプレッサーあると便利だけどね。
写真の通り自転車用空気入れ
それもスポーツ用でもなくパナレーサーのホムセンで格安のやつw
よく手じゃビードが上がらないなどという人がいるが
(リムの形状や、古い車種ではあったのかもしれないが)
そんなことはない。普通に上がる。
いやチューブレスのオンロードタイヤだって叩きながらとか
ラッシング巻いたりして入れますよ。ただポンプアップが大変なだけ。
さてさて本題
オフロードバイク乗るならタイヤ交換くらいできないとね♪
ハーレーってオフロードバイクだっけ?なんて疑問はさておき
ホイール外したらw
(外すのは簡単なはず。ジャッキアップ→フェンダー外す→キャリパー外す→ピンチスクリューを緩める→アクスルを緩める)
チューブの虫を抜いて空気を抜きます。
チューブのロックナットも外します。
虫抜きはバルブの先端につけられるやつが出先でも使えてオススメ。
空気が抜けたらビードを落とします。
ビードを落とすというのはタイヤのリム接触部に入っている
ビードワイヤーがリムのフランジ部に食い込んでいるので
それを内側に落とす作業のこと。
これをしないとタイヤは外せない。
タイヤレバーはアメリカで買ったコレ。
Motion Proのちょっと短めのやつ。
先っぽの形状が抜群にいいので、タイヤを入れるのも外すのもやりやすい。
薄いのはもちろん曲がり方がいいんですよ!コイツ
短めのにしてるのはそのまま携行するから。
余裕がある方は日常用に長いのと
携行用に思いっきり短いの持ってるといいかもね。
タイヤレバーは好みが分かれるところ。オススメがあれば使ってみたいね。
早速ビード落とし
足で踏みつつ、いいところでレバーを差し込みずらすとビードが落ちます。
古いタイヤだと食いついてなかなか落ちない。
根気よく、一箇所落ちるとあとは簡単に全部落ちます。
ビードを全部リムの内側に落としてタイヤを外します。
うまくタイヤが抜けないときはレバーを入れている反対側や
反対の面のビードをしっかり落としながらやるといい。
抜けました。
ちなみに俺はタイヤを外す土台に古タイヤを一本とっておいてます。
140で少し幅が広いのでいい感じだけど
やや力が分散するので木枠を組むのがBest。そのうちやりましょう。
ブレーキディスクにはホイールの右がどちらか書いておきます。
リムのチューブ接触面、タイヤのチューブ接触面は
簡単にだけどチェック。
ホイール側はダクトテープでカバーしてます。ビンボーテクニック。
回転方向チェック。
タイヤに書いてあります。バルブポジションも書いてあることがあるので合わせて確認。
チューブとタイヤにベビーパウダーをヌリヌリ。
これがないとゴム同士の摩擦がきになるからね。
実際のところどれくらい効果があるのかは知らないけど。
回転方向を合わせて
片側のビードを入れたら
チューブをタイヤの内側へ
チューブのバルブを穴に通すのは何気に難儀するポイント。
そこでこれを使うと便利。
虫も外せます。
ネジが切ってあるので虫の代わりに差し込んで
引き出すという使い方〜
バルブは抜けないようにすぐにナットを入れる
だけど
目一杯締めないように。
空気を入れたり抜いたりするのでそれでバルブの根元にストレスがかかってしまうから。
特にオフロードバイクはタイヤ交換後もあまり締めない方がいいかも
空気圧を下げることも多く、そのまま荷重がかかれば一時的に空気圧が上がり
バルブも動くからね。
ここまできたら反対側のビードも入れます。
あ、さっき説明しなかったけどタイヤとリムの接触面は広めに石鹸水を入れて
滑りを良くしておいた方がビードが上がりやすい。
外での修理用にも小さな石鹸を持ち歩いてます。
アメリカのモーテルで毎回持ち帰ってたんだけど
人宇宙の秘湯に出会った時は体も洗えるしw
オフロードタイヤで新しいタイヤだと
石鹸水をかけておくだけで(俺は上のように直接塗り塗りします、水で濡らしてね)
指で入れることもできます。
指で外したこともあるけど硬くなってることが多いので
入れる時の方ができるかな。
これならチューブは絶対痛まないし〜
工具なくてもなおせるしw
ちなみにオーストラリア人は指でハーレーの
めっちゃ硬いオンロード、チューブレスタイヤを交換してたとか。
指が工具。アホか〜
入ったら空気を虫を入れずに空気を入れてビードを上げる。
適切な位置はタイヤやリムで出方が変わります。
チューブの位置を整えるのに2、3回空気の出し入れをしたら
虫を入れて適正気圧に。
ビード上げの時は5気圧くらいまではあげます。もっと入れてもいいのかもだけど
ここまで入れたら大体ビードは上がります。
オフロードの時はビードストッパー入ってるので致命傷にならないが
ハーレーの場合ビードストッパー入ってないうえ高重量。
ビード落ちたら終わりなので本当ちゃんと出てないとね〜。
タイヤをひとまずフォークの中に入れて
カラーを入れる。
カラーは左右で大きさが違うので注意。
アンチシーズをしっかり塗っておきましょう。
アクスルもアンチシーズを。
写真のアクスルは塗り塗り不足ですね。
結構錆びるので思いっきり塗っちゃいましょう。
外して塗り直しました。
ピンチスクリューは入れるだけ入れたら
アクスルナットを68〜75Nm
ブレーキキャリパーをボルトの長さを間違えないようにして24〜41Nm
フェンダーを仮止め
直立で何度かフォークをストロークさせフォークやスタビリティーに関与する
パーツの位置関係を適切にする。
ピンチスクリューは28〜37Nm
フェンダーは11〜18Nm
フェンダーはロックタイト使用がオススメです。
とここまできたら組み付けは完了。
ブレーキの当たりを必ず出してから
試走しておきましょう〜
これ忘れると死ぬからね♪
オフロードバイクなら10分以内をまず目標にしてます^ ^
レースを意識して〜と言ってもレースは出てないけど。
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