2016年12月2日金曜日

メキシコを目指して#13 ダートとタコスとトラブルと...

一応最終回。・゜・(ノД`)・゜・。
ブジ帰ってきたよ〜の思い出話

さてさてダートを思い切り楽しんだところで帰路につきます
今回の最南端目的地Ejido Eréndira
急に町が現れた♪

しかし給油はできないので要注意

(と思っていたが、後日談でもしかしたら給油できたかもしれない。
今度行くときはよく調べていこう)

意外と普通に子供たちが駆け回り

人が生活している

う〜ん

この辺の人たちってどこで仕事して

どこで買い物してどうやって生きてるんだろう

そんなことをぼんやり考えていた

だけどガスは入れられない

(たぶん)
ここからスタート地点のPemexを目指す

まずは道路に出るのだ!

さらば海岸線

波が入ってるのが良く見える

今日は本当にいい波が入っていた

行きの飛行機で知ったんだけど

(波乗り系の映画3本くらい見てしまった、タイトルが思い出せねー!)

メキシコって

アメリカからサーフトリップに来る有名な場所でもあるらしい

次はキャンピングカーで波乗りしつつダート楽しみたいな🎵

後ろ髪引かれる思いで帰路となる道を探す

道に迷う余裕は、、、ないぞ

地図にはFederal Hwy 1と出ている、そこを目指す

細い道だがMEX1の高速道路ということになる。。。のか?

Hwyだもんなぁ

Hight Wayだよなぁ

あれ?違うのかな?Hwyって

とにかくそこまでいくのだ!

川の側道は舗装されているが

SCOREのコースは川床の砂地だ

もちろん選ぶのは川床

砂を掘りながら駆け抜ける

結構開けてかないと進まない
道と川が分かれていく

ここで南のルートを選ぶとおそらくガス欠

メキシコのセニョリータとウェディングが待っている

舗装路に戻ってMEX1を目指す方に進路変更

やっとこさ道路に出た

ここからSanto tomasのPemexを目指すのだが

思ったより遠い

そして舗装路20%、80%は工事中の未舗装路

Federal Hwyとは名ばかりのダートコースだった

ガス、、、もつかなぁ

予定の60mileを超えリザーブに切り替えた

。。。おかしい

。・゜・(ノД`)・゜・。

こんなところでガス欠できねぇ!

と70mileに届くかというところで

たどり着いた

あぶねぇ

ネットの地図で出した距離より大体多いのが気になる

多分タイヤの外径とか地図のルート予測精度とか

色々あってメーターと地図が合わないのであろう

どっちが正確なのやら

ギリギリもったのはほぼラッキーだった

今回の旅は無数の幸運で繋がっている気がする

そして

行きと同じ店員のPemexへ

行きたくなくてもここしかない

案の定ちょいと割高なガス代

初めから1$乗せて渡し

満面の笑みのアミーゴに別れを告げた

それより帰りのここで嬉しかったのは

行きは地元カーの給油所だったのが

帰りはbaja1000出場のCRF450やバギーがたくさんきてたこと!!

こっちのXRを見るたびに話しかけてくれた

Fan rideだと伝えると気をつけて、楽しんでと

声をかけてくれて皆、南に向かっていった

CRFを大量に積んだトラックもピースサインで見送ってくれた
※アメリカでもそうだが十中八九ライダー
そしてバイクの関係者はピースサインを送ってくれる
こんな気持ちいいバイク文化、旅文化はない
日本でもやろう♪

おれもあっち側に行きたい
baja1000への道を改めて確認したのだった

帰り道は軍の検問にあった

行きも実はあったのだがスルー

止まろうとすると行けの合図で済んでいた

南に向かうより、帰る方が厳しいらしい

バイクを降ろされ、エンジンも止められ、荷物を開けさせられ

と約30分

やっと解放された

決して人相で引っかかったのではない

歯がないとかも理由じゃない

、、、と信じたい

それからやっとEnsenadaについた

またもスター◯ックスの溢れwifiにて生存連絡

モーテルへ移動
初めから心に決めていたMOTEL CORONADO

メキシコの大師匠、風魔プラス1さんで聞いたところだ!

あ、そういえばそろそろ恒例のメキシコツアーのはず

興味ある方はこちらでツアーに行くという手もあります

選んだ理由はもちろん
 baja1000のスタート地点のすぐ近くだから^ ^

いつもビデオで見るところだぁ〜

この橋の下を爆走してるよな〜

テレビはあったけどブラウン管

しかもチューナーが壊れて写らない

あー懐かしい

もしかして知らない世代もいる?

そのほかシャワー、ベット、諸々綺麗でなんだか拍子抜けだった

てっきり

ドアは閉まらない

隙間風が抜けて

電気式のシャワーで

うっかりすると感電するw
(感電するシャワーは掴みにいってはいけない
電流で握りこんでしまって離脱できなくなるからだ
海外の電気式シャワーは手の甲でコックを占める
そうすれば痛いだけだからだ)

床には虫がいっぱい

みたいなのを想像していたσ^_^;

が、しかし

とってもキレイなところでした

おすすめです

窓を開けるには下に置いてある端材の材木が必要だったけどね♪

そんなのもう話のネタにもならない

落ち着いたところで飯&観光に出る

ついたの遅かったから日が暮れちゃう

急いで出た

まずこれ!めちゃくちゃでかいんすよ!!
港のメキシコ国旗
La Banderaという各地に巨大国旗を掲げるというものらしい
あー、異世界だな〜そんな気分になれる
行ったら是非見た方がいい


クラス11出場か?

ビートル発見

知らない人に解説

「SCORE baja1000」

コンペ仕様のバイク、バギー、モンスタートラックが

完走も困難なbajaの道無き道にチャレンジする冒険レース

このレースにはクラス11という出場枠がある

非力なノーマルのワーゲンtype1

ビートルでチャレンジするのだ

これぞメキシコ

これぞbaja1000

そんなクラス

まさにマシンからして冒険

このクラスは完走することが大事なのだ

しばらく散歩

うーん、歩道もガタガタ(笑

これぞメキシコかね

さーメシメシ

まずBaja Frut、、、あいてない

お!朝からまともに食ってないしステーキ!!

、、、もあいてない

あれ?

来るのが遅いと結構空いてないようだ

つい明るいので油断した

エンセナダの緯度は31.8578 31° 51′ 28″ 北

鹿児島より南だ

やばいやばい

食うところなくなるぞ!

で、駆け込んだのがココ
タコス屋

Empanadas Julia's

陽気なタコス屋だ

南米らしい音楽がテレビで流れ

ボスらしいアミーゴが歌ってる

サルサメヒカーナ最高

本当に美味かった。・゜・(ノД`)・゜・。

フリホーレスというらしい豆のこの塊

アメリカで食べた時は最悪だと思った(腹に5kgのダンベルを落としたような重さ)

だがここはスパイスが効いてて最高だった!ものの相変わらず腹には溜まるw

後半は容易に喉を越させない豆のパワーがトレーニングだった。。。

揚げタコスは最高に美味かった!

アメリカで食べたタコスにがっかりしていたので

(なぜかアリゾナはメキシカンばかりだった、むしろハンバーガー食えず)

本場のタコスにありつけたこの瞬間

初のメキシコダート、ひとり旅からの解放(まだだけどw)感もあいまり

感動ものだった

フィッシュタコスも食わねば。。。

と思っていたら夜になってしまった



 夜のメキシコであってもこのあたりの地域は割と安全な雰囲気だった

おばちゃんにまったく聞き取れないエスパニョールで怒鳴られ

えんぴつを投げつけられた以外にこれといったトラブルはない

メキシコは外で飲むと違法らしいのでTECATE(メキシコビール)

をこっそり持ち帰った(見えていても捕まることがあるらしい)

 味は日本的な感じ!軽くて喉越し重視に感じた〜

ちなみにメキシコはビールの生産量が国際的にかなり上位らしい

というのを聞いたことがある

ビールと水と地図を買ったのだが

間違えて2014年の地図を買ってしまったのはご愛嬌w

 晩酌、洗濯を済ませたら早めに就寝

朝は6時くらいから起きて計画を練っていた
だが、、、お土産を買えなかったのだ。。。

スーパーにでも行けばよかったのだが

とにかく初メキシコの興奮であっさり夜になり

朝になってみれば何も開いてないことに

今更ながら気づいた。・゜・(ノД`)・゜・。

それでも昨日の広場に行くと屋台にポンチョやらソンブレロという帽子

レースのTシャツを準備していた

準備中のおばちゃんを捕まえてバイクに乗るだけのお土産を探した

そしていよいよメキシコ出発

エンセナダに別れを告げた

まず最初に国境を目指す前にここに寄るミッション

「 さよならタコス!」
さてここで食事したいと思った皆さんに紹介

システムは複雑にして簡単、日本のラーメン屋にありがちな

一見さんには厳しい独自スタイルだ

でも気難しい店主はいない

陽気なアミーゴが迎えてくれる!

ここのシステムはこうだ

まず店先に

「カルネ・アサダ」コーナーと

「パストゥール」コーナー

「スープ」コーナーがある

それぞれで好きなように頼む

食う

写真の手前にあるライムとかハラペーニョも適当にとる

絞って、かじって食う

「カルネ アサダ ドス コントド」

で注文完了

満腹になったらお会計コーナーに行き

自分で食べた分を自己申告

、、、

そう、自己申告w

日本の農家の直販に負けず劣らずだ
(親切市って言ったっけ?)

ちなみに

チップはそれぞれのコーナーにあるでかいグラスに入れる

ハラペーニョは意外と辛くない

今回の旅で一番うまい食いもんだった!

さてあまりのんびりしていては帰れない

明日はもう飛行機に乗るだけだ

、、、まだここメキシコw

国境越えはどれくらい時間がかかるのか読めない

急がねば

走り出し、MEX1の高速道路に入る

しばらくすると、、、

ここでビッグリグが横転していた

通行止め1時間

ビッグリグ数台とでかいレッカー車で引っ張ってる

最後尾が見えない渋滞の最前列にいた

今考えれば下に降りれたようだが

このままじゃメキシコが越えられない

祈るように皆で見つめていた

結局解決することなく

諦めて全ての作業車を端に寄せ片道で通してくれ

 1時間越しで通ることができた

脱輪したビッグリグのおかげで重厚なトレーラーが簡単にひしゃげている

横をそろそろと通過し先を急ぐ

よし順調だ♪

アメリカが待っている

間に合えばロングビーチでバカンスだ

お土産も買いたいな♪

と、ここで

途中道を間違えTijuanaの街中へ
(この道間違えに実は救われたわけだが)

なんか違和感を感じた

ガソリンの減りが早くなぜだろうと首を傾げていたら

隣の車から大声で呼ばれた

ん?

足元??

見てみると

ガソリンがダバダバ漏れてる!!

こいつが原因
すぐにコックオフ

外してみると。。。

やっちまった、こんな短いのに

ついに終わりか、、、こんな国境の町のど真ん中で

しかもメキシコ

危惧していたことが現実に

メキシコのセニョリータ

優しいかなぁ

いやいやぼやいていてもしょうがない

とにかくやろうということで

ダクトテープを巻く

一瞬で溶けた。・゜・(ノД`)・゜・。

なんとかしようといじっていると

まず駐車場のアミーゴが来た

俺のホースの断片を見て

一緒に言葉が通じないのに悩み

その断片を持って行った

向こうで仲間と話してる

あ、もしや何か持って来てくれるかも??

しかしそのおっさんは帰ってこなかった

続いて二人の陽気な若者が来た

両手にはマイクロファイバーと思われるタオル

服装に反して綺麗な原色タオルが眩しい

そして眩しいばかりの笑顔で俺のXRを撫でてくる

おいおい、この泥だらけオフロードのどこ拭く気だ!

チップ目当てなのはわかっていたはずなのに

ついつい冗談かよ!と思って手を上にして追い払ってしまったw

今考えれば大人しくチップ払えばよかった

最後に来たのは子供だ

これから物売りの仕事でもするのかといういでたちだった

物言わず眺めているので跨らせてやった

あの笑顔は俺は忘れないと思った

さて修理に戻る

この短いのに、切るか

切るのか

思い切っていこう

えい!

引きちぎった

 とりあえずガソリンはちょっとしか漏れなくなったので出発した

思い切り開けてれば負圧で漏れないだろう

甘い考えで走り始めたが

引火炎上もあり得るなかなかのリスクだったと反省

すぐに国境についた

終わらなかったので続く(笑

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